ハイテクノロジー推進研究所

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マルチメディア推進フォーラム PART810「日本と世界の『キャッシュレス決済』最新事情とそのビジネスチャンス」
~キャッシュレス・消費者還元が日本市場に弾みをつけるのか?~

メール申込用フォーマット PDFファイル(FAX申込書付き)
開催日2019年12月5日(木) 13時00分~17時00分
場所アイビーホール青学会館 (アクセス
〒150-0002 渋谷区渋谷4-4-25 TEL:03-3409-8181(代)
受講料52,140円 (受講者1名交替可、コーヒー・資料代・消費税等を含む)

趣旨・論点

●世界におけるキャッシュレス決済のサービスと技術の最新事情
・クレジット/デビットカードから電子マネー/QRコード、仮想通貨まで
・ビッグデータ連携 ~中国では個人信用判定指標にも~
●キャッシュレス決済に関する日本の最新事情
・消費増税とキャッシュレス・消費者還元事業
・サービスの動向と今後の展開
・キャッシュレス社会が生み出す大きな価値とビジネスチャンス
●各プレーヤーの取り組みと戦略
・プラットフォーマーの取り組みと戦略

消費増税の開始に伴い、時限的ではあるがキャッシュレス決済ポイント還元も導入された。これは消費者還元事業と位置づけられるが、併せて、諸外国に比べて遅れる日本でのキャッシュレス決済の普及を一気進める意図もあるようだ。 実際にキャッシュレス決済は急速に普及しており、世界のキャッシュレス決済比率は40~60%に達すると言う。

例えば中国では、アリペイ/ウィーチャットペイによるQRコード決裁が浸透することで、キャッシュレス決済比率は60%に及ぶと言われる。韓国では、チェックカードと呼ばれる銀行カードをベースに、その比率は90%を超えている。

欧米では、古くからクレジットカード/デビットカードによるキャッシュレス決済は広く行われており、最近ではデビットカードが優勢とのことである。韓国や欧米で盛んなカード決済も、より有効な手段が登場すれば、乗り換えに大きな壁はないと思われる。

途上国も例外ではない。身近に銀行がなかったり自国通貨の信用力がなかったりする途上国においても、ICTを活用したキャッシュレス決済の仕組みとスマホの普及によりキャッシュレス決済が可能となった。このような例として、M-PESAに代表されるモバイルアプリによる仮想通貨でのローン発給や国際送金の増加が挙げられる。この例として他にも、アフリカ・ケニアのビットペサと言う企業は、企業間の国際送金サービスにビットコインを使うビジネスを始めており、海外で働き仕送りする個人にとっては従来手段(手数料は8~13%)に比べて手数料が約86%も下がるサービスは魅力的となっており、既存のビジネスを置き変えようとしている。

中国においては、ことは決済に留まらない。先のアリペイは世界で20億人が利用するプラットフォームと成長し、特に中国国内ではアリペイアプリによる購買履歴等と政府所有のオープンデータ(学歴、公共料金の支払いなど)を組み合わせた「芝麻信用(セサミ・クレジット)」と呼ばれる個人判定指標が作られ、この指標は個人の信用度を示すデータとして、様々な場面、例えば賃貸契約における敷金に反映されたり(高いといらないとか)、病院での診察可否などにも利用されたりと、ビッグデータとの連携により、社会信用システムの中核をなすまでに至っている。

そこで日本。「安全」な国であることも相俟って、リアル通貨の利用が極めて高く、キャッシュレス決済比率は18.4%(2015)に留まっている。一方で、キャッシュレス決済に立ち遅れることが、「国際競争力の低下」や足許のインバウンドに対する「販売機会損失(2兆円とも言われる)」にも繋がるとの声が広がり、政府は2020東京オリンピック・パラリンピックを見据えた「未来投資戦略2017」において、2027年までにキャッシュレス決済比率を40%と言うKPIを打ち立て、さらに2018年4月にはそのための「キャッシュレス・ビジョン」を策定している。

民間においても、その主導権争いを巡って「●●ペイ」間で還元セールが展開されるなど、消費増税も相まって、キャッシュレス決済の将来性を見越した動きが急となっている。

本講演では、スマホの発展により勢いの増す「キャッシュレス決済」について、国内外におけるその代表的なプレーヤーのサービス・ビジネスの現状、及びこれを支える技術について調査するとともに、ビッグデータとの合流による社会へのインパクトを明らかにし、この大きな変革・ビジネスチャンスに向かう上での、国内での普及の鍵(キャッシュレス・消費者還元もその一つだが)、またそのpros/cons、更にはICT業界各プレイヤーの取るべき方向性について探っていく。

(座長-総合司会)
東京大学  名誉教授  齊 藤 忠 夫

スケジュール

各講演最後に質疑応答を設けてあります。

(基調講演)
●キャッシュレス決済登場の背景
・クレジットカードからQR決裁、仮想通貨まで
・キャッシュレス決済のPROS&CONS

東京大学 名誉教授
齊 藤 忠 夫 氏
「世界のキャッシュレス決済事情」
●キャッシュレス決済とフィンテック
●日本におけるキャッシュレス決済事情
●欧米におけるキャッシュレス決済の現状
●中国・インドにおけるキャッシュレス決済の現状
●キャッシュレス決済と新しいサービス
-リブラ・信用スコア・データと投資など

㈱国際社会経済研究所
調査研究部 主幹研究員
大 平 公一郎 氏

(休憩/意見交換/名刺交換)

「LINE Payのキャッシュレス決済への取り組み」
●LINE Payの仕組みと現状
●LINE Pay社のキャッシュレス決済を巡る戦略

LINE Pay㈱
事業開発室 事業企画チーム
渡 辺 宏一郎 氏

(休憩/意見交換/名刺交換)

「NTTドコモのキャッシュレス決済への取り組み」
●d払いの仕組みと現状
●NTTドコモのキャッシュレス決済を巡る戦略

㈱NTTドコモ プラットフォームビジネス推進部
ウォレットビジネス推進室長
田 原  務 氏

フォーラム・セミナーFORUM・SEMINAR

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    「自動車における5G応用とV2Xの最新動向」
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    「実用化が近づくSDM(空間分割多重)通信」
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