ハイテクノロジー推進研究所

  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  1. HOME
  2. 業務のご案内
  3. フォーラム・セミナー業務
  4. 今後の開催予定
  5. PART812

マルチメディア推進フォーラム PART812「ホワイトボックス化するネットワーク」

メール申込用フォーマット PDFファイル(FAX申込書付き)
開催日2019年12月18日(水) 13時00分~17時00分
場所アイビーホール青学会館 (アクセス
〒150-0002 渋谷区渋谷4-4-25 TEL:03-3409-8181(代)
受講料52,370円 (受講者1名交替可、コーヒー・資料代・消費税等を含む)

趣旨・論点

●ルータ・スイッチのホワイトボックス化
●伝送装置のディスアグリゲーション
●ディスアグリゲーションされたネットワーク機器の運用の課題

昨今、ホワイトボックススイッチが注目を集めている。マーチャントシリコンを使った安価なスイッチハードウェアの上でオープンソースのルーティングプロトコルソフトウェアを動作させることで、運用者の必要な機能を実現することが可能となっている。ホワイトボックススイッチは、海外ではすでにMicrosoft, Alibaba, LinkedIn などにより商用にて運用している事例がある一方で、国内では情報が少ないのが現状である。

ホワイトボックススイッチを使ってIPルーティングプロトコルやMPLSなどの様々な機能をアプリケーションとして実現する上で、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)はスイッチハードウェアの差分を吸収するキーとなる基本ソフトウェアであり、Microsoftが主導するSONiC 、ONFのStratum、NTTのBeluganos、KDDIのThararct OS、at&tのDANOS、FacebookのFBOSSなどのさまざまなオープンソースが公開されている。またCumuls、IPI、Arrcus、VOLTAなどの商用製品も登場している。これらのオープンソースや商用製品のネットワークオペレーティングシステムは今後の更なる進化が期待されている一方で、製品ごとに方向性が異なっているため、製品ごとの特徴をよく把握した上で、目的に適ったものを採用する必要がある。

また、このようなスイッチハードウェアの差分を吸収する基本ソフトウェアの登場は、パケット処理チップの多様化にもつながっている。例えば、SONiCはMicrosoft が公開したソースコードが母体となっているホワイトボックススイッチ用のオープンソースの ネットワークオペレーティングシステム(NOS)であるが、Mellanox、Marvell、Cavium、Barefootなどの様々なチップベンダ製品の差分を吸収するインターフェースを提供している。このようなチップベンダの新規参入により新機能を実現するハードウェアの登場も期待されている

伝送装置においてもホワイトボックス化が進んでおり、DWDM装置のトランスポンダのオープン化が始まっている。DWDM装置の導入時には全ての波長をトランスポンダが実装されていないことが多く、回線需要の増加に応じて、その時々で、より良いトランスポンダをより経済的にトランスポンダを増設することが望まれている。米国ではat&tが中心となって推進しているOpen ROADM、Facebookが主導するTelecom Infra Project(TIP)、Microsoftが主導するOpen Line System、Googleが主導するOpen Configなどさまざまなコンソーシアムが伝送装置のオープン化が進められている。このようなオープン化が進む中で、光トランスポートのDisaggregationがいよいよ現実的なものとなりつつある。光トランスポートのDisaggregation化に向けたアーキテクチャやキーテクノロジーについて議論することは時宜にかなっている。

このように、部品を組み合わせて、装置を組み立てて、ネットワークを構築していく方向性が、パケット装置だけでなく伝送装置でも見えてきている。部品レベルでディスアグリゲーションされた装置を組み立てて、さらにはネットワークを構築することを考えると、これまでとは異なるバリューチェーンが形成されると予見される。部品製造、ソフトウェア開発、部品の調達、装置組み立て、ネットワーク構築、ネットワーク保守運用などのバリューチェーンの中で、どのようなエコシステムが持続可能な発展にとって望ましいのか議論することは有意義である。

本フォーラムでは、我が国においてネットワーク装置のディスアグリゲーションに携わる第一人者にご登壇いただき、パケット装置、光伝送装置、ネットワークの保守運用の観点で、取り組み事例をご講演いただき、ディスアグリゲーションされたネットワーク装置による新時代のネットワークの姿を議論する。

(座長-総合司会)
東京大学  名誉教授  齊 藤 忠 夫

スケジュール

各講演最後に質疑応答を設けてあります。

(基調講演)「ネットワークのホワイトボックス化」

東京大学 名誉教授
齊 藤 忠 夫 氏
「ルータ・スイッチのホワイトボックス用のOSS NOSが海外で商用導入されている理由を考える」
●Whitebox 用 ネットワークオペレーティングシステム(NOS)とは?
●百花繚乱のNOS(OSSや商用)を俯瞰する
●NOSにより生まれるチップ製品の新たなエコシステム
●多様なNOSと多様なチップセットへの期待

APRESIA Systems株式会社
次世代技術本部技術開発部 部長
桑 田  斉 氏

(休憩/意見交換/名刺交換)

「ネットワークにおけるオープン化、ディスアグリゲーション化に関する取り組み」
●通信キャリアからみたホワイトボックス化の意義
●スイッチ・ルータのディスアグリゲーションの取り組み
●トランスポートネットワークのディスアグリゲーションの取り組み
●海外コンソーシアムでの活動

日本電信電話株式会社
ネットワークサービスシステム研究所
主任研究員
高 橋  賢 氏

(休憩/意見交換/名刺交換)

「オープンかつ高可用な光レイヤの実現と普及を目指すサイバーフォトニックプラットフォームコンソーシアム」
●光トランスポートのdisaggregationとは
●光トランスポートの機能ブロック単位でのdisaggregationの要素技術
●光トランスポートのdisaggregationの可能性
●光トランスポートのdisaggregationによる波及効果

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
電子光技術研究部門
主任研究員
石 井 紀 代 氏

フォーラム・セミナーFORUM・SEMINAR

開催決定
開催予定
  • [予定]

    「自動車における5G応用とV2Xの最新動向」
  • [予定]

    「実用化が近づくSDM(空間分割多重)通信」
一覧へ 一覧へ